評価:5
SONY Eマウント(APS-C)で唯一の超広角ズームレンズ『E 10-18mm F4 OSS SEL1018』。その軽さとコンパクトさに加え、歪曲の少ない高画質な写りが人気のレンズです。
APS-Cでの10-18mmというと、フルサイズ換算で15-27mmとなります。
15mmは超広角レンズと言われる焦点距離で、目の前の世界を広々とダイナミックに写してくれるレンズです。建築、風景、室内のインテリア撮影などで活躍してくれます。
レンズの重量が225gという軽さなので旅行に気軽に持って行くことができます。自然豊かな風景や、荘厳な伝統建築を超広角で撮ると記念に残ります。
そのSEL1018を今までα6500やα6000に付けて使ってきました。僕の大好きなレンズの一つです。この記事では、SEL1018を使ってみた感想や作例を紹介しようと思います。
『SEL1018』のスペックと特徴
『SEL1018』スペック
まずは、レンズの主なスペックを表にまとめてみました。
正式名称 | E 10-18mm F4 OSS |
焦点距離 | 10-18mm (フルサイズ換算 15-27mm) |
開放F値 | F4 |
手振れ補正 | あり |
サイズ | 最大径:70 x 長さ:63.5 mm |
重量 | 225g |
フィルター径 | 62mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.1倍 |
『SEL1018』外観
見た目は少しボテっとしたかわいいフォルムです。外装はツヤツヤしています。マットな感じの方が高級感があって良かったなぁって思います。

手に持ったサイズ感です。フィルター径62mmなので大きすぎる感じはしません。
どちらかと言うと小さいレンズの部類です。

レンズ面から見たところです。超広角ですが、出目金でレンズではないので保護フィルターをしています。

α6500とSEL1018を並べて置いてみました。フードの分ほどα6500よりも高いです。こう見るとホントにコンパクトだなぁって思いました。

『SEL1018』をα6500につけたサイズ感
α6500にSEL1018をつけてみました。α6500とSEL1018の合計重量が700g行きません。
持ったときにはボディ側に重心があるので持ちやすいです。

フード有りでも撮ってみました。かっこいいですね。

ちょっと格好をつけて撮ってみました。

どこから見てもバランスがいい組み合わせです。

SONYさんから新しいAPS-Cレンズの発売を待っています!!
『SEL1018』作例
建築写真
SEL1018はフルサイズ換算で15~27mmとういう焦点距離のレンズです。そのため、建築物を広々と写すことができて重宝します。旅行先の観光スポットで大活躍間違いなしです。
ぼくが今まで撮ってきた建築写真をいくつか紹介させてください。
新白島駅です。天井が木材でできた駅で、丸い窓から光が射しているのが印象的です。


広島のごみ処理施設「エコリアム」です。サーバー感ありますよね。


新しくなった広島駅北口です。大きな円い屋根が特徴的です。


東京国際フォーラムです。東京に遊びに行ったときに撮りました。


こちらも東京の、、、名前を忘れました。東京はおしゃれな建物がいっぱいなのでSEL1018が活躍しそうです。


広島西消防署です。格子で覆われていてかっこいい建物です。




平和記念公園横にあるおりづるタワーです。冬はドーム状のテントの中でコーヒーが飲めるなんて素敵です。


こちらの記事内の写真の多くをSEL1018を使って撮っています。ぜひ参考にしてみてください。アイキャッチ画像は全てSEL1018で撮影した写真です。








室内・インテリア写真
超広角で撮れるSEL1018は室内のインテリア撮影にも大活躍してくれます。
コワーキングスペース、狭いカフェの店内で撮ってきた写真をいくつか紹介させてください。


















こちらの記事の写真も多くがSEL1018を使って撮影しています。
室内では光が少なくて手振れしやすいですが、F4通しの明るさと手振れ補正でかなりきれいな写真を撮ることができます。






風景写真
旅行に行ったときなどにも、フォトジェニックな風景を広々と撮りたいですよね。225gと軽いSEL1018は最高の1本です。










『SEL1018』の機能面
手振れ補正付き
α6500にはボディ側に手振れ補正機能が付いています。しかし、α6000、α6300、α6400にはボディ側に手振れ補正機能が付いていません。F4通しというスペックのレンズですが、室内を撮影する際には光量が足りないときがあります。そんなときに手振れ補正が付いていると非常に助かります!



暗い場所でISOを低めにしてもブレない写真が撮れる!
軽量225g
15~27mmの超広角ズームで、F4通しで、シャープで、225gって軽さはすごいです!
どこに行くにもついでに持っていっても邪魔になりません。



え、これ最高では?
参考ページ
メーカーサイト
レビューサイト
ブログ
まとめ
軽いので手軽に旅行にも持っていける1本
何度も言いますが、SEL1018はたったの225gです。缶コーヒー1本分の重さです。
旅行に行って、きれいな風景を広々と写せたら気持ちがいいですよ。でも、高画質で超広角ズームなんてでかくて重たいものばかりです。そんな中、SONYのSEL1018の軽さは正義です。
ぜひ旅行先で、他人とは違った超広角の写真を残してみませんか。
解像度が高く、建築写真や風景写真にも頼れる1本
旅行や遊びにも使えますが、がっつりと建築写真を撮ることや風景写真を撮るにも十分すぎるほどの高画質です。
A0サイズなどに印刷して展示するわけでも無く、ポスターや広告用の写真に十分すぎるほど高画質です。



汎用性が高い1本。おすすめです!
コメント
コメント一覧 (4件)
「こちらも東京の、、、名前を忘れました。東京はおしゃれな建物がいっぱいなのでSEL1018が活躍しそうです。」の写真は日本郵便の運営する商業施設「KITTE」だと思います。
ありがとうございます!日本郵便が運営なんですね。おしゃれな建物ですねぇ。
はじめまして。sel1018のレビューとても参考になりました!ありがとうございます。
ちなみに作例の風景写真、上2枚(鳥居のやつ)の色がとても綺麗なのですが、設定を教えていただくことは可能でしょうか?ボディはα6400を使っています。宜しくお願いします。
はじめまして。コメントありがとうございます!
α6500で撮影する際はDRO(Dレンジオプティマイザー)のレベルを4~5辺りに設定して撮っていました。
これで明暗差のバランスを調整する感じで、風景写真上2枚もそうだったと思います。
あとは現像の際に空(ブルー系)の色相を-10~-20あたりまで変更するとこのような空の色になります。
参考になれば嬉しいです。