SONYのEマウント用の超広角ズームレンズのラインナップも豊富になってきて、一体どのレンズを買えばいいのかとっても悩みますよね。
そんな人のために、現在ラインナップしている超広角ズームレンズのスペックをまとめて、それぞれどんな人におススメできるのかご紹介します!
少しでも頭の整理になってもらえたら嬉しいです。
SONY(フルサイズ用)
FE 12-24mm F4 G SEL1224G
焦点距離 | 12-24mm |
開放F値 | F4通し |
手振れ補正 | なし |
サイズ | 最大径:87 x 長さ:117.4 mm |
重量 | 565g |
フィルター径 | (出目金レンズのためフィルター取付不可) |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
価格 | 173,580円(記事作成時の最安値) |
SONY純正のフルサイズ用では一番広角な12mm始まりです。Gレンズの名前に相応しい高画質で人気のレンズです。
12mm始まりでF4通しってだけですごいけど、見た目もカッコよくないですか?
SEL1224Gの良いところ
- 12mm始まりという超広角
- Gレンズという高級ライン
- 見た目かっこいい
SEL1224Gのイマイチなところ
- 出目金レンズのため、フィルターが取り付けられない
FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
焦点距離 | 16-35mm |
開放F値 | F2.8通し |
手振れ補正 | なし |
サイズ | 最大径:88.5 x 長さ:121.6 mm |
重量 | 680g |
フィルター径 | 82mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.19倍 |
価格 | 221,792円(記事作成時の最安値) |
レンズ名にGMという名前がついているのはSONY純正の中で最高品質の証。このSEL1635GMはそのGMレンズの一つです。
お値段はしますが、その分画質は申し分ないです。こってりした写りでシャープな写りがすごいです。
Eマウントで最高の超広角ズームです!
SEL1635GMの良いところ
- F2.8通しで明るくて使いやすい
- GMレンズ(ソニーEマウントで最高級のライン)
SEL1635GMのイマイチなところ
- 気軽に買えない価格
- もっと広角域が欲しい人はSEL1224Gしかない
- 手振れ補正が付いていない
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z
焦点距離 | 16-35mm |
開放F値 | F4通し |
手振れ補正 | あり |
サイズ | 最大径:78 x 長さ:98.5 mm |
重量 | 518g |
フィルター径 | 72mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
価格 | 123,867円(記事作成時の最安値) |
SEL1635GMはF2.8ですが、こちらはF4通しのズームレンズ。値段も半額で買いやすいというのもあってめちゃめちゃ人気のレンズです。
コンパクトで写りもよくて買いやすい値段、人気が出るわけです。
SEL1635Zの良いところ
- SEL1635GMの半額の値段なので手がでやすい。
- 比較的コンパクトで写りがいい
- 手振れ補正付き
SEL1635Zのイマイチなところ
SEL1635Zに関しては、イマイチと感じるところが見当たりません!Eマウントユーザーで広角レンズが欲しい人は第一選択になるレンズだと思います。
SONY(APS-C用)
E 10-18mm F4 OSS SEL1018
焦点距離 | 10-18mm(フルサイズ換算:15-27mm) |
開放F値 | F4通し |
手振れ補正 | あり |
サイズ | 最大径:70 x 長さ:63.5 mm |
重量 | 225g |
フィルター径 | 62mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.1倍 |
価格 | 67,234円(記事作成時の最安値) |
EマウントAPS-Cで唯一の超広角ズームレンズです。225gと軽いので、気軽に持ち出すことができます。フルサイズ換算で15mmスタートなので目の前の景色をダイナミックに映し出してくれます。
写りもよくて軽いので大好きなレンズです!
SEL1018の良いところ
- 持ち運びしやすい225gという軽さ
- 15mm始まり
- F4通し
- 安い
SEL1018のイマイチなところ
- 最大撮影倍率が低いところ(超広角にはあまり必要ない)
SEL1018の写りを詳しく見る
僕の大好きなレンズです。建築物やインテリアなどをいろいろ撮ってきた感想や作例を書いていますので、ぜひ見てみてください。
Tamron(フルサイズ用)
17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)
焦点距離 | 17-28mm |
開放F値 | F2.8通し |
手振れ補正 | なし |
サイズ | 未定 |
重量 | 未定 |
フィルター径 | 62mm(未確定) |
最短撮影距離 | 未定 |
最大撮影倍率 | 未定 |
価格 | 未定 |
2019年の半ば頃に発売される予定のTamronの超広角ズームレンズです。
Tamronからは28-75mm F2.8というF2.8標準ズームが先に発売されています。高画質でコンパクトでお手頃価格のため、品切れが続くほどの人気レンズとなっています。
その28-75mm F2.8の同ラインで発売されるこの17-28mm F2.8も期待が高まります。フルサイズのα7シリーズと一緒に買いたいと思っているレンズの一つです!
早く正式発表してほしい!
17-28mm F/2.8 Di III RXDの良いところ
- きっと安い!
- きっと軽い!
こればかりは正式な発表を待たないといけませんが、おそらく価格は8万円前後で質量は500g以下だと予想します。
純正よりもこの点で優位に立ってくるはずです!
17-28mm F/2.8 Di III RXDのイマイチなところ
- 広角側が17mmスタートと、少し広角に弱い(純正は16mmスタート)
- 望遠側が28mmまでと、少し望遠に弱い(純正は35mmまである)
これは28-75mm F2.8と同じように、焦点距離の幅を狭くすることで、F2.8通しズームレンズでもコンパクト&低価格で提供できるようにした結果です。
Laowa(フルサイズ用)
LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoom
焦点距離 | 10-18mm |
開放F値 | F4.5 |
手振れ補正 | なし |
サイズ | 最大径:70 x 長さ:90.9 mm |
重量 | 496g |
フィルター径 | 37mm |
最短撮影距離 | 0.15m |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
価格 | 103,020円(記事作成時の最安値) |
備考 | ・電子接点なし ・MFレンズ |
こちらはなんとフルサイズ用でありながら、10mm~18mmという超超広角域のズームレンズです。
しかしながらMFなので、マニュアルでピント合わせをする必要があります。超広角&F値も大きいのでそれほどシビアなピント合わせは不要かも。
10mmが必要になる機会って少ないかもしれませんが、個性的な写真が撮れそう。
LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoomの良いところ
- フルサイズで10~18mmという超広角域
- フィルター径が37mmとコンパクト
LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoomのイマイチなところ
- マニュアルフォーカス
- 電子接点なし(EXIFにレンズ情報が記録されない)
比較・まとめ
6本の比較
6本の中で優れているスペックを赤色にしています。
SEL1224G | SEL1635GM | SEL1635Z | SEL1018 | Tamron17-28 | Laowa10-18 | |
焦点距離 | 12-24mm | 16-35mm | 16-35mm | 15-27mm | 17-28mm | 10-18mm |
F値 | F4通し | F2.8通し | F4通し | F4通し | F2.8通し | F4.5-5.6 |
手振れ補正 | × | × | 〇 | 〇 | × | × |
重量 | 565g | 680g | 518g | 225g | 未定 | 496g |
フィルター径 | – | 82nn | 72mm | 62mm | 未定 | 37mm |
価格 | 約17万円 | 約22万円 | 約12万円 | 約6.7万円 | 未定 | 約10万円 |
まとめ
SEL1224Gをおススメしたい人
- 純正のAFレンズで一番広角なレンズが欲しい人!
SEL1635Gをおススメしたい人
- 広角16mmスタートでF2.8通しのレンズが欲しい人!
- GMレンズが欲しい人!
SEL1635Zをおススメする人
- 広角16mmスタートが欲しくて、手頃な価格のレンズが欲しい人!
- ツァイスが好きな人!
SEL1018をおススメする人
- EマウントAPS-Cを持っている人はコレ一択!
- 軽くて高画質なので迷う必要ありません!
Tamron17-28mm f2.8をおススメする人
- とにかくリーズナブルに超広角ズームレンズが必要な人!
Laowa10-18mm F4.5-5.6をおススメする人
- とにかく超広角が必要な人!
Laowaの個性がすごいですよね。でも実用性で言えばSEL1635Zかな~
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