写真を撮るのは好きだけど、なかなか上手くならなくて嫌になってきたなーって思ったことありませんか?
それは、あながた次のステップへの入り口に来ている証拠かも。
最初は”好き”や”おもしろい”という理由でシャッターを押して、それだけで楽しいですよね。そして、ある程度写真を撮ってきたら“もっとこんな写真が撮りたいな”という欲求が生まれてくる。でも、周りを見渡せばすごい人ばかりで嫌になる。ってことありませんか?
僕が実際この流れを経験して、写真を撮るのが嫌になった時期があります。
でもそれって、“自分の写真”を作るキッカケになっていると思います。
できることなら、自分でももっと良い写真を撮りたい!と思えたら、どうしたら良い写真が撮れるのか知りたくなりますよね。
僕の近くに、運よく写真が上手な人がいたので、写真を上達させるためにどんなことをしたらいいのか聞いて、ヒントを教えてもらったりもしました。
一長一短にとは行きませんが、まずは僕が実践している方法を紹介させていただきます。ここから自分の上達法のヒントが得られたら嬉しいです。
人の写真を見る
ブログやInstagramなどのSNSを含めて、ネット上では世界中の人の写真を見ることができます。ものすごい上手な人ばかりで、嫌になることもあります。でも、自分ももっといい写真を撮ろうと思った場合、人の撮った写真を見ることは非常に勉強になります!
写真という答えがあるので、それを見て過程を考えてみましょう。
僕はだいたいこのようなことを考えながら見ています。
- 主題は何か
- 作者が見てもらいたいことは何か
- どういう意図で撮ったのか
- どのような手法で撮ったのか
- 時間帯はいつなのか
- 横位置で撮っているけど縦位置だとどうなのか
- 自分が撮るならどういった方法でなら撮れるのか
写真家さんが上手すぎて意味が分からなくなったときは、「自分がどうしてこの写真を良いと思ったのか」を考えるようにしています。
人の写真を見る、そして考えることが重要
ネット上でもたくさんのいい写真が無料で見ることができて楽しいですが、プロの方の写真はすっごく勉強になります。どこか抜き出ている感性を味わうことは重要です。
僕の好きな写真家さんとオススメの写真集があるので、次回詳しくご紹介させていただきます。
今、おススメしたい!6人の写真家さんと写真集を紹介します!に詳しくご紹介させていただいています。
構図の勉強をする
構図の種類を知るだけでも写真は変わってきます。構図には種類がいくつもあって、どう撮っていいか分からないときに、この構図に当てはめてみたらどうなるかな?と試行錯誤する余地が生まれます。まずは、その種類を知ることから始めましょう。
この本は、構図の種類ごとにシンプルに説明されていて、参考の写真も多く掲載されているので、分かりやすい1冊でした。いきなり応用編を勉強するのではなく、この1冊をしっかり身につけるだけでも、いままでと違う写真が撮れるようになると思います。
僕も定期的に見直すようにしています。その度に、次はこの構図で撮ってみようと自分の写真の反省点が見えてきます。
いつもの写真を構図のパターンに当てはめると、ちょっといい感じになるよ
音楽を聴く、映画を見る
写真を上達させたいなら感性を磨け!と言われて、ドキっとしました。そして、感性は磨くことができる!とも言われました。その方法が、音楽を聴くことであったり、映画を見ることです。
どなたにも、好きなアーティストさんや、好きな映画監督さんや映画俳優さんがおられると思います。好きなものをもっともっと見ることで、感性が磨かれるなら一石二鳥ではないでしょうか。
ちなみに、僕はサカナクションが大好きで、LIVEのDVDを見たりYouTubeを見て、自分の時間に浸っています(感性が磨かれていることを信じて)。
どんどん好きな音楽を聴いて、どんどん好きな映画を見よう!
写真を撮る!今までと違う分野の撮影に挑戦する!
写真は撮らないと上達しないよ!と、言われました。確かにこれが一番写真を上達させる方法だと思います。
自分の撮った写真が嫌でも、機会を作ってどんどん撮影にでかけてみましょう!
僕の場合は、いままで撮ったことのない種類の撮影にあえて挑戦しました。例えば、それまではストリートスナップばかり撮っていたのですが、人物写真を撮ってみようと思いました。すると、人とコミュニケーションをとりながら撮影する楽しさを知って、さらに写真が好きになりました。
今まで撮っていた写真と違う分野の撮影をすると、視野が広がって、写真に幅出てくるのだと実感しました。個人的に、とってもおすすめの方法です。
写真を人に見せる
個展を開くのはハードルが高くても、ブログやInstagramは登録もすぐで世界中の人に向けて写真を発信することができます。
いままで、自分が撮った写真を自分が見るだけでは気づかなかった意見をもらえることもあります。写真仲間ができることもあります。良いところも悪いところもフィードバックを受けることで、写真の幅はぐんと広がります。
僕の場合は、地元のコンテストに応募したり、友人のバンドの写真を撮らせてもらってネットに公開してもらったりしました。そういった活動の中、写真を通じて話しかけてもらえたりすることができたのは良い経験でした。
どうしたらより良く見てもらえるかを”考える”ことが大切ですね
さいごに:ブログを始めることで、目的を持って写真を撮る楽しみが増えました
この度、このブログを始めたことで、目的を持って撮影するという楽しみが増えました。「カフェをもっとおしゃれに見てもらいたい」「カメラをかっこよく撮ってレビューしたい」など、記事を読んでもらえる方を意識して撮影するというのは、写真の上達にも一役買っていると実感しています。
写真を上達させるには「考えること」だと教えてもらいました。どうすれば良くなるか、どんどん考えて実践すると、少しずつ納得できる写真が撮れてくると思います。でもやっぱり、写真を撮るのが嫌になったりするときは、少し時間をおいて人の写真を見たり、構図の勉強をする時間に使いましょう。
写真意欲にも波があるものです。意欲が低下したときは情報のインプットに取り組んでみましょう。その間にも感性が磨かれていますし、引き出しも増えています。
例えば、他の趣味の風景を写真に収めるのはどうでしょう、読書で得たイメージを写真にするとどうすればよいか考えてみてはどうでしょう。そうしていると、またふつふつと写真意欲が高まってくると思います。
これからも素敵な写真ライフを過ごせますように!!
いい写真が撮れたら楽しいよ。
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