商品撮影やレビューのために物撮り(ブツ撮り)をすることが多くて、少しでも手軽にクオリティを上げたいなと思って、Neewerの背景紙を設置するスタンドを購入してみました。
初めての背景紙スタンドだったので、仕様が分からずにあたふたしていましたが、慣れたらかなり便利だったので紹介させてください。
実際に使ってみて色々と不便な点がありましたが、こうやって工夫して使っていますという点も書いていますのでよかったら参考にしてみてください。
いいところ
- 100cm以下の商品が少ない中で、ちょうどいいサイズ感
- 軽い
- T字だけではなく、L字にも出来るのが便利だった
- 高さを81~203cmで調整できるのが便利(というか他社製品であまりない)
わるいところ
- クロスバーを締めるネジがすぐ割れそう
- 付属のクランプの先が閉まらない
- T字で使う時にクロスバーのネジのせいで背景紙が留められない
値段のわりに安っぽい感じですが、幅100cm以内で高さの出せるもの(81~203cm)を探しているならアリです。
ただし、Amazonでタイムセールをちょこちょこやっているので、急いでなければ定価(3,699円)で買うのは勿体ないかなという感想です(僕は知らずに定価で買いました!)
今までは背景紙を壁にテープで付けてたので、準備が楽になりましたー。
Neewer T字型背景紙スタンドの概要
スペック
クロスバーサイズ(横幅) | 100cm |
三脚スタンドサイズ(高さ) | 81-203cm調整可能 |
重量 | 1kg |
外観と付属品
「Neewer T字型背景紙スタンド」の外観と付属品です。
- 三脚スタンド(32-80インチ/81-203センチ調整可能)
- クロスバー(35.4インチ/90センチ)
- クランプ × 2個
Neewer T字型背景紙スタンド の気になった点
実際に使ってみて気になった点があります。
背景紙スタンドを使うのが初めてだったので、これが普通なのかも知れませんし、使い方を工夫すれば全然使えるのでご安心を。
注意点1:クリップが閉まらない
付属のクリップですが、クロスバーに挟んで使うと先が閉まらないので、クリップの先で背景紙を挟むことはできません。
こういうものなの?
使い方としては、クロスバーに背景紙を覆ってからクリップを挟めばOKです。
この方法で解決できる!と思ったら、次の問題が出てきました…
注意点2:T字型で使用するときにネジが邪魔で背景紙を真っ直ぐ覆えない
次の問題点がコレです。
三脚スタンド部とクロスバーをつなげるネジが上に飛び出ていて、背景紙を覆うことが出来ないんです…
こういうものなの?
これも、まあ使い方を考えれば全然使えます。
↓これ、分かりますかね?そうです、背景紙をクロスバーに覆わずにクリップで挟むのです。
背景紙をクロスバーに覆えないのに、クリップの先で挟めないってどうなの?
こういうものなの?
T字型のスタンドが欲しくて買ったけど、L字型で使えて便利
最初はT字型のスタンドが欲しかったのですが、上記の理由で使いにくいなぁとがっかりしてしまいました。
でも、よく見るとクロスバーに穴が2つあって、L字型で使えることが判明しました。
そしてこのL字型で組み立てて使うと、色んなことが解決できて便利になりました。むしろこっちが正解では?と思うほどです。
L字ならクロスバーに背景紙を巻いてクリップに挟めます。
L字で使用する際は、80cmくらいまでの背景紙が使えます
実際に使ってみた風景
色々と気になる点もありましたが、組んで使ってみると「あーやっぱり便利だな」というのが感想です。
普段はデスクで作業をしつつ、ブツ撮りしたければすぐ背景紙を出して撮影することができます。
こちらが、ただ乗せて撮ってみた写真です。いつもは、これにレフ板を用意したりLEDライトの補助光を出して影を薄くするのですが、これで全然良いですよね。
ちなみに背景紙はPVCシートというものを使っています。布や紙と違ってシワができたり破れたりせずに便利に使っています。幅が70cmのもので、今回紹介している背景紙スタンドで使うのにもちょうどいい大きさです。
まとめ
最後にもういちど、商品についてまとめてみます。
正直、最初は買って失敗したかなぁと思いましたが、使い方を工夫してみるとなかなか使いやすくなって重宝しています。
次は真っ白な背景だけではなく、コンクリートなどの柄ものや、色が付いた背景紙を買ってみようかなと思っています。
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