皆さん、忘れていませんか?「RX10」の存在。
現在、SONYの高級コンパクトデジタルカメラのRXシリーズは4種類あります。
- 「RX0」
- 「RX1」
- 「RX10」
- 「RX100」←とっても人気
コンパクトで使い勝手の良いRX100はとっても人気です。
そして、その陰に隠れているように名機があります。それが「RX10」です!
現在で、4代目まで発売されています。
今回は初心者から上級者までの人が気になるスペックや気になる点をまとめていきます。
RX10M4,RX10M3,RX10M2のスペック比較
– 爆速AFに注目
優れている部分は赤色にしてみますね。
機種名 | RX10M4 | RX10M3 | RX10M2 |
焦点距離 | 24~600mm | 24~600mm | 24~200mm |
F値 | F2.4~F4 | F2.4~F4 | F2.8 |
フィルター径 | 72mm | 72mm | 62mm |
サイズ(mm) 幅x高さx奥行き | 132.5 x 94 x 145 | 132.5 x 94 x 127.4 | 129 x 88.1 x 102.2 |
重さ(バッテリー込) | 1,095g | 1,095g | 813g |
Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 |
連射 | 24コマ/秒 | 14コマ/秒 | 14コマ/秒 |
動画サイズ | 4K | 4K | 4K |
スーパースローモーション | 最大960fps(40倍) | 最大960fps(40倍) | 最大960fps(40倍) |
タッチパネル | 〇 | – | – |
最高シャッタースピード | 1 / 32000 | 1 / 32000 | 1 / 32000 |
最短撮影距離(W) | 3cm | 3cm | 3cm |
最短撮影距離(T) | 72cm | 72cm | 25cm |
オートフォーカス | 315点(位相差検出方式) 25点(コントラスト検出方式) | 25点自動測距 | 25点自動測距 |
AFスピード | 0.03秒 | 0.09秒 | 0.09秒 |
瞳AF | 〇 | 〇 | 〇 |
手振れ補正 | 光学式 | 光学式 | 光学式 |
内臓NDフィルター | – | – | 3段分 |
ピクチャープロファイル | S-Log2,S-Log3 | S-Log2 | S-Log2 |
タッチパネル | 〇 | – | – |
PlayMemories Camera Apps | – | 〇 | 〇 |
価格 | 約15万円 | 約13万円 | 約10万円 |
ざっと見たところ、RX10M4のスペックの高さは、さすが最新機といったところです。
その中でも、特に気になるのがオートフォーカスが「315点(位相差検出方式)」となり、精度とスピードが格段に向上した部分です。
巷ではRX10M4は爆速AFと言われています。
RX10M3の0.09秒高速AFよりもさらに早い0.03秒というのは驚き。
RX10M4,RX10M3の600mmズームがスゴイ
RX10M2の望遠200mm→RX10M4,RX10M3の600mmと、望遠域が3倍も伸びました。
広角24mm始まりでは、景色を広く写すことができ、望遠600mmでは遠くの動物や野鳥をクローズアップして写すことができます。
200mmという望遠でも、小さなステージでの子供の発表会やLIVEには使えます。
しかし、600mmとなると、運動会や野鳥撮影にも使うことができます。
24~600mmあれば、これ1台でなんでも撮れる!
3cmまで近づいて撮れるマクロ性能
旅行やカフェに行ったとき、テーブルフォトを撮るのも20cmまで寄れたらかなり重宝します。それが、3cmまで近づいて撮れるとなると、充分すぎます。
モードの切り替えなどもなく、そのまま近づいて撮影が可能です。
通常の16~42倍のスローが撮れることになります。
RX10のスーパースローモーションがスゴイ
RX10のスーパースローモーションというのは、960fpsの動画を撮れます。
通常の16~40倍のスローが撮れることになります。
数字を言われても、ピンとこないかもしれないので、公式のムービーを見てもらえるとよくわかります!
いかがでしょう、スピードのあるものが、こんなにスローモーションに映されます。
いつもと違った撮影や、子供の一瞬の表情を動画に収めるのに使ってみたくなりませんか。
タッチパネル搭載のRX10M4
RX10M3までは搭載されていなかったタッチパネルが初搭載されました。
いま僕が使っているα6500もタッチパネルが搭載されていて、フォーカス位置をタッチパネルで変更できるのです。
反応が激早いというわけではありませんが、画面に触った個所にフォーカスが合うので、三脚に乗せたままピント位置を変えるのに重宝しています。
必要十分のRX10M3
スペックを見ていると、現行機種の中で2番目に新しいRX10M3も、ものすごく高性能です。
型落ちというには勿体ないスペックです。
望遠600mm使える機種で、最もお買い得なカメラになっています!
気軽に600mmを使える中古のRX10M3が狙い目です!
コスパの良いRX10M2
初代RX10は販売されなくなっているので、現行機種として買える一番古い機種となっています。
とはいえ、発売日は2015年8月ですので、3年前の機種となります。
RX10シリーズ内で見比べると、スペックは劣りますが、他メーカーの機種に比べて見劣りはしていません。
中古では7~8万円で買えるので、手を出しやすいです。
RX10の見た目。肩幅が大きく、レンズも少し大きくなってる
パット見て、分かるのがレンズが一回り大きくなっているところです。
望遠が200mm→600mmに伸びたのですから、レンズは大きくなることでしょう。
少しずつがっしりしてきてるように感じます。
RX10シリーズはどれを買えば幸せになれる?
RX10M4を買った方がいい人
- 望遠600mmが必要な(使ってみたい)人
- 爆速AFが欲しい人
- やっぱり買うなら最新が良い!って人
RX10M3を買った方がいい人
- 望遠600mmが必要な(使ってみたい)人で、なるべくお安い機種が良い人
RX10M2を買った方がいい人
- 望遠は200mmでいいから、お安く手に入れたい人
- 望遠600mmは不要な人
まとめ
RX100の陰に隠れたRX10の比較、いかがでしたでしょうか。
逆に人とかぶるのは嫌だという方、少しでもお安く手に入れたい方もおられると思います。
望遠600mmが欲しくて、でもRX10M4かRX10M3で迷われている方もおられると思います。
今回の比較で、少しでも頭の整理になってもらえると嬉しいです。
RX10M2と一緒に買うと便利なアクセサリー
62mmのレンズ保護フィルター
RX10M4,RX10M3と一緒に買うと便利なアクセサリー
72mmのレンズ保護フィルター
レンズをしっかり保護しましょう!
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