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SONY『SEL35F18』レビュー | Eマウント単焦点レンズのスタンダード。

SEL35F18は2012年12月7日に発売されたレンズです。「α NEX-5(SONY初めてのミラーレス一眼)」が発売された2年後くらいに出たレンズで、Eマウントレンズとしてはかなり初期のレンズなのですが、写りがよくてかなり使い勝手の良い1本だと思います。

実は僕はこのレンズを買うのは2回目です。1度は手放して2回目にしてドハマリしているこのレンズの魅力を紹介させてください。

α6400やα6600に使う単焦点レンズが欲しくなったら、この1本が目にとまると思います。そんな方に少しでも参考になると嬉しいです。

※作例写真は自粛要請が出るよりも前に撮ったもののみです。

目次

E 35mm F1.8 OSS SEL35F18のスペックと特徴

SEL35F18はα5000,α6000シリーズのAPS-CのEマウントカメラに対応しています(α7シリーズなどのフルサイズ機にも使えますがクロップされます)。また、レンズ内手ブレ補正(OSS)が搭載されているため、ボディ内手ブレ補正が搭載されていないカメラにもおすすめできるレンズになっています。

APS-CのEマウントカメラ(主に現行のもの)

[ボディ内手ブレ補正が搭載されていないカメラ]

→α5000,α5100,α6000,α6100,α6300,α6400

[ボディ内手ブレ補正が搭載されているカメラ]

→α6500,α6600

※NEX-3とかNEX5とかNEX6とかNEX7でも使えます。

正式名称E 35mm F1.8 OSS SEL35F18
焦点距離フルサイズ換算約 52.5mm
開放F値F1.8
手振れ補正あり
サイズ最大径 63 mm x 長さ 45 mm
重量154g
フィルター径49mm
絞り羽7枚
最短撮影距離0.3m
最大撮影倍率0.15倍
発売日2012年12月7日
価格約37,000円(記事作成時の最安値)
付属品レンズフード ALC-SH112
フロントキャップ ALC-F67S
リアキャップ ALC-R1EM

焦点距離がフルサイズ換算で52.5mmはいわゆる標準レンズと呼ばれています。標準レンズというのは、人の目で見ている画角に近いということで、汎用性が高くて使い勝手の良い焦点距離です。

F1.8という明るい単焦点レンズですので、背景がボケて印象的な表現も期待できます。

次は外観を見ていきましょう。

E 35mm F1.8 OSS SEL35F18の外観

外観はピントリングがあるだけのシンプルなものになっています。

全長4.5cmのレンズ、めっちゃコンパクツです。

SEL35F18の外観

レンズ面は凹になっています。あ、レンズに触っちゃった!って思っても触ってなくてホッとすることがあります笑

SEL35F18をα6500にとりつけた写真

α6500との組み合わせ

ミラーレス一眼はやっぱりこのくらいコンパクトなレンズが良く似合いますよね。α6500(453g) + SEL35F18(154g)で607gとかなり軽量な組み合わせです。

取り回しは最高にGOODです。

SEL35F18をα6500にとりつけた写真

よこっちのアイコン画像よこっち

個人的には理想的なサイズ感。

1度手放した理由

以前、買ったときにはあまり使わずに売却してしまっていました。その際の理由はこんな感じです。

  • F1.8がなんだか物足りない気がした
  • 「Sigma 30mm F1.4 DC DN」を使ってみたかった

つまり「Sigma 30mm F1.4 DC DNを使ってみたかった」のです!

うん、買ったよ。

Sigma 30mm F1.4 DC DNとの比較

いまなら、SIGMAから似た焦点距離で「Sigma 30mm F1.4 DC DN」というレンズがあるので迷われる方は多いと思います。

その違いをざっくり見てみますと。

SONY SEL35F18Sigma 30mm F1.4
焦点距離(フルサイズ換算)35mm(52.5mm)30mm(45mm)
F値F1.8F1.4
手ブレ補正ありなし
サイズ(最大径 x 長さ)63 x 45 mm64.8 x 73.3 mm
重量154g265g
価格約37,000円約32,000円

[両者の印象]

SONY SEL35F18→「手ブレ補正があってコンパクト。けど少し暗い」

Sigma 30mm F1.4 DC DN→「明るいけど少し大きい。けど安い」

おそらくこのあたりのスペックで迷われるものだと思います。

どちらも良いところがあって僕もめちゃめちゃ迷いました・・・結局両方買って使ってみました笑

SIGMAのレビュー記事や作例写真の記事も書いていますので、参考にしてみてください。

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どっちもホントいいレンズ。用途によっておすすめが変わるので、それはまた別記事にて。

E 35mm F1.8 OSS SEL35F18の良いところ

コンパクト!これぞミラーレス一眼のメリット!

個人的にこのレンズが気に入っているのは画質とサイズのバランスの良さです。

画質の良さ(歪曲の少なさ、解像度、明るさ、ボケ感などなど)を追求すればするほど、レンズは大きくなってしまいます。しかし、このレンズはF値を若干抑えることで、このサイズに収めてきてくれた感があります。

かと言って、写りが悪いということは全く無く、むしろ癖のない素直な写りをしてくれます。

SEL35F18をα6500にとりつけた写真
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初期のころのEマウントレンズに名レンズが多い気がします。

AFめちゃ速い

SONYのAFは基本的に速いものが多いですが、SEL35F18のAFもかなり速いです。走り回る2歳児くらいなら余裕でピント来てくれるのでストレスがありません。

癖の少ない素直な写り

この後で作例をいくつか載せていますので参考にしてもらえたらと思いますが、かなりナチュラルな写りというか、癖が少ない素直な写りをしてくれます。

「もっとバッキバキなシャープさが欲しい」とか「もっとボカシまくりたい」という場合には不向きですが、どんなときでも十分な写真が撮れるレンズになっています。

ぼくは特に子供や家族を撮る場合が多いのですが、最近は一番使用頻度が高いレンズです。

よこっちのアイコン画像よこっち

大きさ、AFの速さ、写り、このバランスの良さがSEL35F18の最大の魅力だと思います。

気になる点

強いて言うなら、ライバルに比べて写りの個性が弱い点

使っていて機能的に気になる点はほぼありません。おそらくこのレンズが発売したころに買っていると最高の神レンズじゃん!ってなっていたと思います。

そんな、癖が少ない素直な写りをするSEL35F18はとっても良いレンズです。ただ、いまはSIGMAからF1.4のレンズが発売されています。そのため、F1.8のこのレンズを使っているとF1.4が気になってくると思います。

実際、ぼくもそのせいで一度買い替えました笑

そんなときは一度SIGMAさんのレンズを使ってみましょう。おそらくEマウントの標準域で最高の写りだと思います(パープルフリンジは多めだけど)。

ぼくは子供と遊んでいるときに使いたくて、コンパクトなSEL35F18にまた戻ってきました。このあたりは用途によるので、ぜひご自分に合ったレンズを選択してもらいたいです。

SEL35F18で撮った作例

今まで撮った写真をいくつかサクッと載せてみます。α6500との組み合わせはコンパクトなので、子供と二人で遊びに出かけるときにも気負いせずに持っていけるのが最高です。

作例3枚目以外はほぼ撮って出しの写真です。

子供と公園で

2歳になったばかりくらいの写真です。

もう走り回れるのですが、すべり台の階段では補助が必要で、そんなときは大きなレンズはぶつけるのが怖いですよね。

α6500 35mm 1/1250s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/640s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/1250s f/1.8 ISO100

ほんとかわいい。見てほしいこのキュートさ。な1枚

こんなに色鮮やかなレインコートにも負けてない弾ける笑顔がかわいい。ジュノンボーイコンテストに送ろうかな。。。

α6500 35mm 1/250s f/1.8 ISO100

子供と室内で

F1.8と明るいレンズなので、室内でもISOをあげずにシャッタースピードが稼げるのが重宝してます。

α6500 35mm 1/60s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/125s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/125s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/80s f/1.8 ISO100

きゃわわわ。

テーブルフォト

1枚目、ピント面のコップの立体感とかなかなかですよね。

α6500 35mm 1/400s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/320s f/1.8 ISO100
α6500 35mm 1/30s f/3.2 ISO100

スナップ

家族ばっかり撮ってて、スナップ的な写真が少なくてすみません。

立体感があって色ノリも良いと思います。明るいイメージの写真を撮るのが好きなので気に入っています。

ボケ具合

若干ざわついてます?個人的にはあんまり気にならないのですが、背景によっては気になるときがあるかもしれませんね。

もっとボケを強調した写真を撮ったら作例を追加してみたいと思います。

よこっちのアイコン画像よこっち

このコンパクトさでこれだけ写ってくれるので、1本目の単焦点レンズとしてオススメしたいです!

α6500 + SEL35F18で撮ったVlog動画

最近、動画撮影にもハマっていて、YouTubeに公開しているVlogもよかったら見てみてほしいです。

情報まとめ

メーカーサイト

各レビューサイト

ブログ・サイトなど

レビュー動画

さいごに

以上、最近つけっぱなしにしているSEL35F18の紹介でした。

α6000シリーズを使っているとSigama 30mm F1.4 DC DNとめちゃめちゃ悩むと思いますが、当記事が少しでも参考になったら嬉しいです。

最後に2つのレンズの印象をざっくりと言うと。

SONY SEL35F18の印象

  • コンパクトで素直な写りのバランスが良い1本
  • 荷物を軽くしたいけど写りも妥協したくない人にオススメ

Sigma 30mm F1.4 DC DNの印象

  • 大きさ重きさを気にせず高画質、大口径レンズの個性が味わえる1本
  • シャープさと大口径のボケを楽しみたい人にオススメ

他にもEマウントレンズの作例を色々と載せている記事もありますので、ぜひチェックしてみてください。

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みなさん良きレンズ沼ライフを!

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